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「日本代表、迫力違う」 弱視の柔道パラ選手、母校で後輩と交流

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母校の生徒に柔道の技をかける半谷静香選手(右)=福島市の県立視覚支援学校で2023年11月29日、松本ゆう雅撮影 拡大
母校の生徒に柔道の技をかける半谷静香選手(右)=福島市の県立視覚支援学校で2023年11月29日、松本ゆう雅撮影

 福島県いわき市出身で、10月の杭州アジアパラ大会柔道女子48キロ級(全盲)で銀メダルを獲得した半谷(はんがい)静香選手(35)=トヨタループス=が29日、母校の県立視覚支援学校(福島市)で講演した。後輩の児童・生徒19人を前に、「『分からないことは何か』を問い続けると答えはたくさん出てくる。今できることを全力で取り組んでほしい」とエールを送った。

 半谷選手は2015年度に同校専攻科理療科を卒業した。生まれつきの弱視で、兄の影響で中学から柔道を始め、視覚障害者柔道とは筑波技術大1年の時に出合った。パラリンピックには12年ロンドン大会から3大会連続で出場し、16年のリオデジャネイロ大会と21年の東京大会はともに5位入賞を果たした。

杭州アジアパラ大会の銀メダルを手に講演する半谷静香選手=福島市の県立視覚支援学校で2023年11月29日、松本ゆう雅撮影 拡大
杭州アジアパラ大会の銀メダルを手に講演する半谷静香選手=福島市の県立視覚支援学校で2023年11月29日、松本ゆう雅撮影

 半谷選手は講演で「子どものころは体育が嫌いだった」と明かしたうえで、「何が分からないかを理解することが上達への近道。スポーツ以外のことでも生活の工夫になる」と助言。12月には来年のパリ大会につながる国際大会が控えており、「優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 講演の後、半谷選手は柔道の技を実演し、「見えなくても音で相手の動きが分かるので感じ取ってほしい」と説明。児童・生徒らも技を教わるなどして交流を深めた。高校1年の遠藤大虎さん(16)は「半谷選手に大内刈りを掛けてもらったが、日本代表の技は迫力が違った。自分はスケートボードでパラリンピックに出る夢があるので力をもらえた」と喜んでいた。【松本ゆう雅】

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