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イスラエル・ハマス戦闘

パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。

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塩の値段が20倍に ガザを襲う激しいインフレ 「金の融通も限界」

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アシュラフ・ソラーニさん一家が退避したパレスチナ自治区ガザ地区中部ヌセイラットのアパート。新しく買ったマットレスが敷き詰められている=アシュラフさん提供 拡大
アシュラフ・ソラーニさん一家が退避したパレスチナ自治区ガザ地区中部ヌセイラットのアパート。新しく買ったマットレスが敷き詰められている=アシュラフさん提供

 パレスチナ自治区ガザ地区では、1カ月半以上にわたって続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘により、生活必需品のインフレが深刻になっている。同地区中部に妻や8人の子供と避難している高校教師、アシュラフ・ソラーニさん(48)が11月中旬、様子を明らかにした。

 アシュラフさんは冬が近づく中、あまりの寒さに市場に冬用の服を買いに行った。ところが物価は通常の数倍で、一緒に避難している親族分も合わせて18人分の衣類を一気に購入すると、全部で700ドル(約10万5000円)だった。ガザの平均月給の3倍以上にもなる金額だ。

 「既に多くの人々は金が尽き、親族同士で融通し合っているが、それにも限界がある。金がないと人は生きられない。資金不足は、私にさらなる混乱と不安を引き起こす」

国連から配布された小麦粉を運ぶ女性=パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで21日、ロイター 拡大
国連から配布された小麦粉を運ぶ女性=パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで21日、ロイター

 物価の値上がりは著しく、1キロ1シェケル(約40円)だった塩が20シェケルに、25キロ40シェケル(約1600円)だった小麦粉は、7倍以上の300シェケルになったという。

 また外で暖を取るため、燃やすための木材や紙を通りで探したものの、一つも見つからなかった。住民が全て拾い集めてしまったためだ。アシュラフさんは「普段の生活では見向きもされなかったものが、戦時にはとても価値がある」と話す。【エルサレム三木幸治】

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