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消防団員のホンネ

消防団から戻った通帳は「残高0円」… 消えた15年間の報酬どこへ

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消防団に預けていた通帳が返却されたが……
消防団に預けていた通帳が返却されたが……

 残高、0円――。消防団から返却された預金通帳を見て、元団員の男性は驚がくした。約15年にわたり男性への報酬が振り込まれていたはずだが、退団の意思を告げると全額が引き出されて「空っぽ」に。預けた報酬は、どこへ消えたのか。【御園生枝里】

消防団員が年々減っています。防災力向上への役割が期待される一方、さまざまな課題も。消防団の実態に「ホンネ」で迫ります。過去の記事はこちらから

「通帳とハンコは消防団で預かる」

 「怒りというより、失望しかありません」。そう話すのは、岩手県に住む40代の男性だ。2008年6月、自らの知識や技術を生かして地域の役に立ちたいと消防団に入団した。

 自宅で仕事をすることが多かった男性は、近くで火災があれば誰よりも早く、消防団の詰め所に駆け付けた。年末の警戒や水防訓練などにも積極的に参加した。

 消防団員は非常勤の地方公務員だ。市町村が条例で報酬を定めて支給する。男性は消防車両を運転したり、ポンプを操作したりする「機関員」で、条例に基づく年額報酬は4万1000円だった。

 しかし、その報酬を自由に使えないルールが、男性が所属していた消防団にはあったのだ。

 男性によると、入団する際に「報酬を入れる口座がほしい。通帳とハンコは消防団で管理するから」と言われ、金融機関で男性名義の口座を開設した。預金通帳とハンコは消防団に預けた。

 当時、消防団から詳しい説明はなく、男性は「右も左も分からない状況で、通帳を預けろと言われれば従うしかなかった」。その後も、報酬の使途について会計報告が行われ…

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