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私立・国立中の受験者数が首都圏で過去最多に。少子化が進む中、受験熱は地方にも広がっています。

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母の後悔は「怒りすぎ」 中学受験で娘が忘れない一番嫌な言葉

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インタビューに応じてくれた母親の愛さん(仮名、右)と由美さん(仮名)=横浜市内で2023年10月4日午後6時、御園生枝里撮影
インタビューに応じてくれた母親の愛さん(仮名、右)と由美さん(仮名)=横浜市内で2023年10月4日午後6時、御園生枝里撮影

 私は「あの言葉」覚えているから――。

 中学受験を終えた娘から言われてドキッとした。

 横浜市在住の愛さん(44歳、仮名)は、思わず言い返した。

 「それは一度しか言っていない」

 冷静になれば分かる。それはダメな言葉だった。今なら親子で向かい合って話せるが、当時小学生だった長女、由美さん(12歳、仮名)は何も言い返さなかった。

 ただ、心に鈍く響いた言葉は、記憶に残った。愛さんにとって、受験に残る後悔は「怒りすぎ」だ。

 <目次>
 ・母親の経験から受験勧める
 ・6年春に成績下がる「息切れ」
 ・気持ちを立て直した理由
 ・一番嫌だった母の「小言」は
 ・一番苦しんだこと
 ・迎えた受験の日
※「令和のリアル 中学受験」第6部は「受験前 学校は休む?」をテーマに12月下旬に公開予定です。体調管理のため、学校を欠席することについて考えます

母親の経験から受験勧める

 夫婦と一人っ子の由美さんの3人家族。特に中学受験は意識していなかった。小学校で勉強に遅れないようにと、幼稚園の年少から公文式に通っていた。

 受験を決めたのは小学3年生の冬休み前。受験が盛んな地域ではないが、愛さんは中学生時代、高校受験を意識していつも内申点を気にしていた。

 「娘は主要教科の成績は良くても体育や音楽は少し苦手です。いま受験すれば、中高の6年間、気持ちに余裕を持ち、いろいろなことに取り組めると考えました」

 夫は仕事が忙しく、口を出すことはなかった。

 由美さんに塾通いを提案すると、「どんな勉強をするの?」と前向きだった。「小さい頃から本が好きで、好奇心旺盛だったので、知らないことを勉強できる塾に期待を持っていたようでした」

 実際に由美さんは、楽しんで通い始めた。「勉強は難しいけど、学校の授業とは違った楽しさや面白さがありました」

 3年の2月に新4年生の授業が始まった。週3回の塾通いから、5年、6年に学年が上がるに伴って特別講習やテストもあり、受験一色の生活になった。

6年春に成績下がる「息切れ」

 親から見ても膨…

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