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私立・国立中の受験者数が首都圏で過去最多に。少子化が進む中、受験熱は地方にも広がっています。

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中学受験で「抜け殻」になった息子 母の後悔〝私は鬼〟

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中学受験への道は、子どもを追い詰めていないだろうか
中学受験への道は、子どもを追い詰めていないだろうか

 私は鬼のようでした――。

 東京都内在住の真希さん(44歳、仮名)は今も後悔が消えない。「休んでもいいよ」。なぜこの一言を掛けられなかったのか。

 小学5年の春、長男律さん(17歳、仮名)の心の糸が切れた。

 「もう塾は行かない」

 「剣道もやめる」

 勉強部屋で突然、大声を上げた息子。家庭は修羅場と化した。

 1年から通信教育を受け、学校の成績は常に優秀。4年からは中学受験に向けて大手進学塾に通った。

 剣道も大会のメンバーに選ばれるなど、周囲から見ても文武両道まっしぐら。自慢の息子だった。

 ただ、5年に上がり、塾の課題はぐんと増えていた。剣道は、厳しい練習が続く。真希さんは、追い詰められていく息子に気付いていなかった。

 「なんで塾に行かないんだ!」

 夫が激しく責め立てると、律さんは言い放った。

「家出する」

「ふざけるな」

 もみ合いになる2人。玄関先で怒号が響いた。律さんの引きこもりの日々が始まった。

 <目次>
 ・医師の夫「息子に苦労させたくない」
 ・夫の指揮する「レール」に強制
 ・ひょう変した息子
 ・僕の存在価値は「勉強」
 ・一番苦しんだこと
 ・今の生活は「バラ色」
※「令和のリアル 中学受験」第6部は「受験前 学校は休む?」をテーマに12月下旬に公開予定です。体調管理のため、学校を欠席することについて考えます

医師の夫「息子に苦労させたくない」

 中学受験は、親の希望だった。

 夫は地方の公立高校出身。独学で苦労して国立医学…

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